【数々のアワードを受賞】 NORTHFACE THE PURPLE S 紺 マウンテンパーカー LABEL マウンテンパーカー
売り場環境に合わせたPOPの使い分けとお客様の心に響くキャッチコピーの作り方について前回までのコラムで解説してきました。次に考えるポイントは、こうして丹念に作られたPOPが、売り場の中で埋もれないための工夫です。
今回は、複数のPOPを最適に設置し、売り場全体に統一感を出すことで、売り場の注目率を上げる方法をご紹介します。
1.売り場は、情報量が多い
量販店の売り場では、多くの商品とともに数多くのPOPが目に飛び込んできます。
大量のPOPが乱用されている売り場では、情報量が多くお客様の目線はあちこちに移動するので、本来伝えたい商品の価値が訴求できていないこともあります。
こうしたPOPの激戦区でお客様に目をとめてもらう売り場にするためには、どのような工夫をすべきなのでしょうか。
Photo by <ポールスミス>テーラードジャケット
2.POPデザインの統一が売り場の「注目率」をあげる
以前のコラムで、商品のリピテーション陳列についてお話ししました。リピテーションのポイントは、同じ形や色、サイズのものを連続して陳列することで、小さな商品であっても大きな塊に見えるようになり、情報量の多い売り場での存在感が向上することでした。
この「大きな塊に見せて、売り場の存在感を上げる」という考え方は、POPでも応用できます。使用するPOPに「統一感」を出すことで、同じグループであることを一瞬で理解させ、売り場の中で該当商品のブランドイメージを強く訴求することができます。
具体的にPOPデザインの統一感を出すためには、次の3つのポイントを意識することが重要です。
POPデザインに統一感を出すためのポイント
1.形・サイズ :POPの形状やサイズを、商品カテゴリーごとに統一する
2.カラー :POPに使用するカラーを統一する
3.フォント :POPに使用する文字フォントをブランドイメージにあった書体で統一する
3.最適なPOP設置が売り場の注目率をさらに高める
POPを使用して売り場の注目率を上げるためには、POPデザインの統一だけでなく、POPを「どのように設置するか」という設置方法にも気を配ることを忘れてはいけません。
POP設置方法のポイントは下の表のとおり8つあります。
表1
No | 項目 | ポイント |
① | 分類設置 | 商品バリエーションの大・中・小の分類(カテゴリー)に沿って設置されているか |
② | 適量 | 伝える情報やPOPの数量は適量か |
③ | 視認性 | POPは見えるように設置されているか POPで商品を隠していないか |
④ | グリッドライン | POP設置位置のタテ・ヨコのラインは揃っているか |
⑤ | 適材適所 | 蓄音機 レトロ アンティーク レコード付き 自由自在 理科 6冊 |
セガサターン 慟哭 そして… FinalEdition 超美品 完品 | POP設置用具 | 小説キャンディキャンディ 全巻(2巻表紙書き込みあります。) |
史記 1~15巻 と 外伝 全巻セット 小学館 | クリンリネス | はがれ、よじれ、汚れ、色あせはないか |
⑧ | 黒執事 期間限定値下げ! | 古いPOP、期限切れのPOPはないか |
特に優先度が高いものが次の3つです。
週刊少年ジャンプ 北斗の拳 巻頭カラー:どこに何が置いてあるかをわかりやすく伝えるため、商品バリエーションの大・中・小の分類(カテゴリー)に沿ってPOPを設置します。
⭐︎ジャンク⭐︎ PS4 ソフト まとめ売り ゲームソフト
弱虫ペダル
中分類:商品バリエーション(例:30cmフライパン、深型フライパン)
有機化学の進歩 2、3、4、6、8 古書 5冊まとめて
②適量:POPの数量や掲載されている情報量を、売り場環境に適した「量」に調整します。
③視認性:POPが隠れていたり、逆にPOPが商品を隠してしまっていたりしていないかを確認しましょう。
4.ルールブックの作成で売り場の「統一感」を維持する
三体、黒暗森林、死神永生 全巻揃い 中国語版 三冊
メーカーの営業担当者様やラウンダー(フィールドスタッフ)など皆に共通したルールがあれば、誰が手直しをしても元の状態に戻すことが可能です。下のイラスト(図2)のようなメーカーオリジナルのPOPデザインや設置に関するルールブックを作成することで、売り場づくりに携わる人の経歴やスキルに関わらず、統一感を持たせることができます。
イラストを交えて詳細にわかりやすく作成することが重要です。
図2
今まで3回に渡ってダイヤモンドピアス k18 新品 、POPの文章の書き方 、POPのデザインと設置の仕方とお話ししてきました。
最後に、当たり前ながらもお伝えしたいのは、どれだけ素晴らしいPOPでも、どんなに見映え良く設置されていても、最後に手に取られるものは「商品」でなければならないということです。まれに、あまりにPOPに力を入れすぎた結果、商品よりもPOPが目立っている売り場や、商品以上の効能をアピールしているPOPが存在することも事実です。
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良い売り場に、悪い売り場。こうした売り場の評価には、はっきりとした基準を設けなければ、その効果検証も、成功事例の横展開も難しくなってしまいます。
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